【秋の芭蕉】
松尾芭蕉の「秋」の俳句十選 †
| 原句 | 読み | 1 | あかあかと 日は難面も 秋の風 | あかあかと ひはつれなくも あきのかぜ | 2 | 秋の夜を 打崩したる 咄かな | あきのよを うちくずしたる はなしかな | 3 | 秋深き 隣は何を する人ぞ | あきふかき となりはなにを するひとぞ | 4 | 秋もはや ばらつく雨に 月の形 | あきもはや ばらつくあめに つきのなり | 5 | 秋をへて 蝶もなめるや 菊の露 | あきをへて ちょうもなめるや きくのつゆ | 6 | うきわれを さびしがらせよ 秋の寺 | うきわれを さびしがらせよ あきのてら | 7 | 元日や おもへばさびし 秋の暮 | がんじつや おもえばさびし あきのくれ | 8 | 此道や 行人なしに 秋の暮 | このみちや ゆくひとなしに あきのくれ | 9 | 七株の 萩の千本や 星の秋 | ななかぶの はぎのちもとや ほしのあき | 10 | 東にし あはれさひとつ 秋の風 | ひがしにし あわれさひとつ あきのかぜ |
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