RIGHT:(2005/04/27 溝口@アドス)
目次
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*概要
Xalan-Javaは[[Apache XML プロジェクト:http://xml.apache.org/]]で開発された、オープンソースのXSLTプロセッサです。JavaプログラムのAPIを持つほか、コマンドラインで起動し、XSLT変換を実行できます。
Xalan-Javaの実行にはJDK or JRE 1.2.2、1.3.x、1.4.x 相当が必要です。1.4.2_xの最新版を推奨します。
-Sun J2SE~
http://java.sun.com/j2se/
-Sun J2SE 1.4.2 download~
http://java.sun.com/j2se/1.4.2/ja/download.html
ここでは、Xalan-Java 2.6.0 / J2SE 1.4.2_08 / Windows2000 の環境を例に説明します。
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*Xalan-Javaのダウンロードとインストール
Xalan-Javaプロジェクトのページは下記URLです。
http://xml.apache.org/xalan-j/
#ref(m1.gif,center)
このページからダウンロードページのミラーサイトを辿ることができます。([[ショートカット:http://www.meisei-u.ac.jp/mirror/apache/dist/xml/xalan-j/]]) ([[他のミラーサイトの一覧:http://www.apache.org/dyn/closer.cgi/xml/xalan-j]])
#ref(m2.gif,center)
ミラーサイトから、xalan-j-current-bin.zip または xalan-j-current-bin.tar.gz をダウンロードします。このアーカイブには xalan.jar ファイルが含まれています。 xalan.jar ファイルを適当なフォルダへコピーします。ここで、このフォルダを&color(red){{XALAN_HOME}};とします。
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*XSLTファイルとソースファイルの用意
XSLTファイルを適当なフォルダへコピーします。ここで、XSLTファイルのパスを&color(red){{XSLT_PATH}};とします。(サンプル:&ref(sample.xsl);)
ソースファイルを適当なフォルダへコピーします。ここで、ソースファイルのパスを&color(red){{SRC_PATH}};とします。(サンプル:&ref(sample.xml);)
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*XSLT変換の実行
以下のフォーマットでコマンドを実行します。ここで、&color(red){{OUT_PATH}};を出力ファイルのパスとします。下記2行は一行のコマンドとして記述します。
> java -classpath &color(red){{XALAN_HOME}};\xalan.jar org.apache.xalan.xslt.Process
> -in &color(red){{SRC_PATH}}; -xsl &color(red){{XSLT_PATH}}; -out &color(red){{OUT_PATH}};
具体的なコマンドの例
java -classpath C:\work\tool\xalan.jar org.apache.xalan.xslt.Process
-in C:\work\src\sample.xml -xsl C:\work\xslt\sample.xsl -out C:\work\temp\out.xml
#ref(m3.gif,center)
他のアーギュメントは[[こちら:http://xml.apache.org/xalan-j/commandline.html]]を参照してください。
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